自動販売機はあらゆるところにありますが、あれはどのように設置して、どんな運営方法をしているのか知らない人が多いかと思います。自販機設置はメーカーが行っている場合はほとんどなく、自販機を設置する会社が、自販機と置きたい人の間に入って運営をしていることが多いのです。
その為、置ける場所さえ確保できる方なら、何の知識も無くても設置ができます。時々、メーカーに自販機設置をお願いして販売機を購入、自分で運営している人もいますが、何かと手続きや仕入れなどに手間がかかりますので、設置会社を通した方が良いでしょう。
これは一番気になる点かと思いますが、初期費用は電気工事ぐらいで、販売機本体には1円もかからない場合がほとんどです。維持費も電気代ぐらいで、月5,000円前後です。5,000円で24時間365日稼動してくれますので、非常に優秀な機器だと言えます。
また、メンテナンスや商品の入れ替えなども設置会社が行ってくれますので、メンテナンスフリーであると考えてもらっても間違いありません。つまり、まとめますと「自販機の運営には電気代だけ」と覚えておいてください。唯一かかる電気代も最近は省エネ傾向なので下がる傾向にあります。
標準的な自販機の場合、幅1000mm、奥行きが660mmあれば十分におけるようになっています。その為、自宅前や使っていない土地に置いたりなど様々な場所に置くことができます。特にほとんど使っていないスペースがあるのならば、そのまま配置できますので、活用してみてください。
最近では薄型タイプなどの自販機もでてきますので、設置場所の確保が難しいいと考えられている場合は、設置会社に問い合わせるなどして確認しておきましょう。
売り上げは、1本当たり40円から60円ほどの利益になります。そこからメンテナンス代や電気代を引いておおよそ1本売れる度に30円ほどの利益になります。一日50本売り上げたとして一日1,500円、1月30日として4万5千円の利益となります。もっと販売数を上げようとすると、値下げをしてもいいかもしれません。それは立地条件や、他の自販機の値段と比べてみて考えていきましょう。
自販機を設置する方のなかには、100台以上設置している人もいます。ここまで来るとお小遣い稼ぎというよりは本業になっていますね。お小遣い稼ぎと思って置けるスペースがある方は、リスクも含めて一度、検討してみましょう。